知り合いが実際に道具を使っていて便利そうなら「自分も欲しい」と思った経験はありませんか?
言葉だけだといいなと思っても、情報量が少ないためイメージしづらいです。商品紹介も同じで、動画だと細かい点や場面や使い勝手もわかります。
SaaSやクラウドのように、目に見えない商品やサービスの魅力を伝えるのはむずかしいものです。
静止画像でフォローしようとしても、つながりや流れの部分が不明瞭になります。特にSaaSやクラウドという言葉にまったく触れた経験がないとなおさらです。
動画ならイラストやCGを活用し、流れを動きで見せられます。
サイトやオウンドメディアに商品を掲載するとき、商品紹介動画を活用すれば、認知度や購買につながりやすいです。
SNSや商品紹介サイトを利用すれば認知度のアップが期待できます。
ただ、購買活動につなげたければ、より詳細な説明が必要。商品紹介動画を埋め込めば、ユーザーはわかりやすいですし、購買欲を刺激できれば直接利益につながります。
商品紹介動画を掲載する媒体は、慎重に検討したほうがいいです。商品を訴求できるターゲットの選定と、その層が集まる媒体を見極めなければなりません。
オウンドメディア以外にも、ツイッターやインスタグラムやフェイスブックなどのSNS媒体もあります。媒体によって、適した再生時間や画質、価格や歓迎され方も異なるのです。
ペルソナとメッセージを決めます。ペルソナはターゲットのことですが、より詳細なものです。ペルソナを細かく決めれば、媒体や伝え方も変わります。職業や住んでいるエリアや家族や嗜好なども細かく決定します。
そのペルソナに最大限訴求できるメッセージを決めましょう。商品動画が素晴らしくても、ペルソナやメッセージ設定を失敗すると効果が出にくいです。
商品紹介動画では実写とアニメーションで多少異なります。
スケジュールは数週間から3ヵ月以上は見ておきましょう。どんな動画を制作するかプランを決定し、骨格となる絵コンテ、出演者の選定とブッキング、撮影場所の下見のロケハンを行います。
カメラや照明のような機材調達を行い、準備ができると撮影の流れです。撮影終了後、映像や写真やロゴやイラストを使った編集作業に移ります。絵コンテの通り映像と映像をつなぎ、ナレーションやテロップを入れて無駄を削ぎ落とし、加工して試写と修正を行い完成です。
実写と同様に企画からスタートします。絵コンテ作成後に素材とイラストの制作です。
イラスト制作後にアニメーション制作に移ります。イラストをつなぎ合わせて作品に仕上げていく工程で、最も時間がかかりクオリティへの影響は大きいと言えます。
チェック後、ナレーターによるセリフの吹き込みを行います。
コクヨのハサミ、サクサの商品紹介動画です。ナレーションの説明の中、ハサミが薄いものからダンボールのような厚いものや、ベタベタするテープまで切っていく映像が流れます。
言葉で説明するより切れ味がわかりやすいです。切れ味や使いやすさの根拠も、ハサミの特長や構造を詳細に説明することで説得力があります。
パナソニックのシェーバーラムダッシュの商品紹介動画です。毎日の朝に使うことを想定しているのか、さわやかなメロディが流れる中、実際に使用する男性が登場します。
使い方をテロップと手順で説明しており、商品紹介と同時にマニュアル動画としても成立。特長も挟み込みながら魅力も伝えている商品紹介動画です。
おしゃれという言葉がふさわしい商品動画です。登場人物の女性がイヤホンを装着すると、メロディが流れます。テロップによるワードの解説は、魅力部分を大きくして表現。
登場している女性がマイクを利用しているシーンもあり、ユーザーもイメージしやすいです。商品紹介動画でありながら、ミュージックビデオを見ている気分になります。
組織マネジメント支援サービスINSIDESの商品紹介動画です。目に見えづらいサービスの魅力をアニメーションでわかりやすく紹介しています。アニメーションの魅力のひとつは、イラストで多数の人物を登場できる点。
また、とっつきやすくわかりやすくなるメリットもあります。目に見えないサービスを紹介するのにアニメーションは選択肢になるのです。
イラストではなくCGを使用した商品動画も選択肢です。CGデザイン商品などを取り扱っている企業なら、商品やサービス紹介と共に技術力を示せます。
CGはアニメーションとは異なる、テクノロジー感や未来感があるのも魅力です。細かな部分までの構造や動きや外観の情報を伝える際には、すっきりとしています。
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