Instagramのメインユーザーは、20代~30代の若者層が中心です。性別の割合で見ると男性が4で女性が6ですが、徐々に40代~50代の中年層の利用者も増加しています。
ネットに登場したばかりの頃の投稿内容は写真や動画が中心でしたが、徐々に、製品やサービスの口コミをチェックできる、情報収集のためのSNSとしても機能し、定着しました。
Instagramショッピング機能は、インスタ内の商品をユーザーがすぐに購入できる機能です。商品タグをタップするだけで購入画面にたどり着けます。
24時間内に自動で消える短時間の動画や画像をシェアできるストーリーズ、フィードで広告宣伝も可能なため、インスタは企業や商品の宣伝と相性がいいSNSといえるでしょう。
インスタでビジネスアカウントを取得する手順は以下の流れです。
まずはビジネス用のプロアカウントの開設が必要です。自社インスタアカウント、フェイスブックアカウントやフェイスブックページを用意します。インスタアプリ右上の3本線をタップしてアカウントを作成してください。
次に設定からアカウントのタップ。下の方に「プロアカウントに切り替える」という項目があり、選択すると、クリエイターとビジネス項目があります。「ビジネス」を選択しフェイスブックのリンク先やメールアドレスを確認して完了すればOKです。
次は伝えたい、見てもらいたい内容の投稿段階に入ります。ただ、すでに投稿をしている場合、写真と広告の目的を選んでください。次に投稿をクリック後の目標を選びます。
上記3つの選択肢から、目的に合った内容を選びます。「プロフィールのアクセスを増やす」ならブランドの認知アップ、ウェブサイトのアクセス増はサイトへのアクセス、メッセージ件数増は、問い合わせの増加を狙いたい場合というように、各目的に合わせた選択肢です。
アクションボタンは、タップしたユーザーを任意のURLへアクセスさせられるボタン機能です。ターゲットオーディエンスはターゲットを設定できる機能で、フォロワー基準と地域や年齢など細かく絞れる2種類の方法が用意されています。
広告掲載期間と1日の予算を設定します。Instagramが推奨しているのは「1日1,000円以上の予算で3日間以上の配信」です。
動画投稿するだけだと、閲覧数は伸びません。誰に一番情報を届けたいかを踏まえた、ターゲット選定が必要です。その後、ユーザーのメリットにつながる情報をストーリーズで動画を流したり、ハッシュタグを上手に活用したりしましょう。
いいねやフォローをすれば、何かをプレゼントするというキャンペーンは一見有効と思えます。しかしターゲット選定がずれていると、興味自体を持ってもらえないために閲覧数は期待できません。
インスタは宣伝活用に適していますが、ユーザーの目的は違います。情報収集や求める製品やサービスを探している方でも、あざとい宣伝と思えば拒否します。また、ブランド認知や価値を目的とした動画は内容の吟味も必要です。ポジティブな情報と同様にネガティブな情報も拡散されやすいからです。その点を踏まえた制作と管理が成功の鍵を握ります。
インスタのメインユーザー層、宣伝したい商品やサービスを求めているのか分析は重要です。ターゲットがずれていると思った効果は出ません。ターゲットを明確化したら、ユーザーのメリットになる情報を中心とした宣伝を行いましょう。
インスタのストーリーズで動画を投稿するのも有効です。ただ、ターゲットの心に刺さるレベルの動画広告は動画制作の技術が求められます。本格的、長期的に動画マーケティングを行うなら、動画編集スクールで基礎知識を学ぶことも選択肢に入れてみてください。
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