インスタは、画像と動画が中心のSNSです。インスタのビジネスアカウントでは、世界中で月間10億人以上の人がアクセスしているといわれており、日本でも月間3,300万人以上の利用者がいます。
ビジネスアカウントにアクセスする方も多いため、マーケティングという点でもメリットが大きいSNSです。購買活動をうながす工夫もあり、ハッシュタグで求めるものが見つけやすい機能が備わっています。
ただし、総務省の令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書のデータでは、年齢層は10代~30代が中心で、年齢が高くなると利用者が少なくなる傾向です。
インスタの広告では6種類のパターンが用意されています。
ストーリーズ広告は、インスタのストーリーズの中で、自然に配信されるのが特徴です。他にも画像や動画タイプなど、さまざまなパターンがあります。インスタで広告を掲載する方法は以下の流れです。
最初にするのはインスタグラムとフェイスブックアカウントの関連付けです。フェイスブックはメニュー欄で、自分のインスタグラムアカウントにログインします。インスタグラムは右上の設定からアカウントへ行き、リンク済みのアカウントでフェイスブックを選んでログインするだけです。
次にフェイスブックのメニューで広告センターを選択し「広告を作成」をクリックします。次に目的を選ぶと広告作成画面です。画面下に性別や年令や地域や興味関心を設定できるオーディエンスの編集があります。
次は詳細ターゲット設定の参照をクリックし、ターゲット属性、広告配信期間と1日の消化予算、広告配信先とクレジットカード設定を行い、画面下のいますぐ配信をクリックして完了です。
ストーリーズ広告では、縦型の画像だとテキストは表示されません。フェイスブック広告では、ルールで画像内の文字やロゴが20%以上になると配信料が少なくなりますが、ストーリーズ広告でも適用されます。
インスタ広告を配信する目的とCTAの設定が成功の鍵を握ります。目的は広告を配信し、どんな結果を得たいか選びます。CTAは広告を見た人が次にどんな行動をしてほしいのかの設定です。
目的にはブランド認知やリーチ、アプリのインストールやエンゲージメント、動画再生やリード獲得などがあります。CTAは問い合わせや申込み、予約やクーポンの入手などです。広告の成果を左右する要素のため慎重な検討が必要です。
インスタ広告の売りは、画像や動画のクリエイティブです。質の高いクリエイティブが多数ある中で、目立つためには努力と工夫が求められます。目的やターゲットに刺さるクリエイティブが必要です。
トレンドやカラーリング、インフルエンサーの活用や成功事例などもチェックしてみてください。広告動画を委託できる専門業者もありますが、コスト面で不安なら、自社の動画マーケティング担当者を動画編集スクールで養成してみてはいかがでしょうか。
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